大理石・みかげ石鏡面・ラスタ−タイルなどは大変デリケ−トな素材で、特に外壁などに使用されている場合、排気ガス汚れ・
水垢など複合汚染物質が重度に付着し、酸性系の洗浄剤を使用しないときれいに除去出来ません。
しかし、従来のように酸性系の洗浄剤単体で施工すると、デリケ−トな素材のためすぐに酸に侵され、表面を傷めてしまいます。
このため、今まで材質を傷めないよう中性洗剤やアルカリ系洗浄剤を使用していましたが、汚れをきれいに除去することが出来ず、
業界の難題となっていました。
この難題を簡単に解決するために開発された方法が、業界で唯一”材質を傷めず頑固な汚れを除去出来る”特殊洗浄剤レオロジ−
BH・BZによる二液中和洗浄方式です。
現在、このような現場の多くがレオロジ−BH・BZで施工され、各方面から高い評価をいただいております。
是非とも御社の現場でも、レオロジ−を有効にご活用下さい。
1.目安として、レオロジ−BH(アルカリ性)を5倍希釈し、レオロジ−BZ(酸性)を10〜20倍程度に希釈。
※ BZは20倍程度の希釈から組み合わせて事前テストし、汚れの落ちが弱い場合は15倍・10倍の順に希釈。
2.容器(ポリ・プラスチック容器が適)と白パットをBH用、BZ用各2つ用意する。
3.希釈したBHとBZをそれぞれ別々の容器に適量入れる。(容器をBH用・BZ用に分ける)
4.ゴム手袋を着用する。
5.白パットにBH液を浸して半絞りする。(液ダレを防ぐため、半絞りします)
6.汚れ部分にまんべんなく塗布する。
(施工範囲は広範囲にせず、小範囲・1m〜1.5m巾位に分けて塗る)
7.次に別の白パットにBZ液を浸して半絞りし、BH液を塗った上に塗布しながらそのままブラッシングする。
(一度で除去出来ない場合は無理に強くこすらず、再度繰り返せば除去出来ます)
8.ブラッシング後、十分に水洗いする。(水洗い出来ない場合は、水拭きして下さい)
※ 必ず事前に目立たない箇所でテストし、損傷のないことを確認の上、施工して下さい。
1.BH液とBZ液は混ぜるのではなく、BH、BZの順に別々に塗布して下さい。
(順序を逆にしたり、BZ液のみで洗浄すると材質を傷めますのでお避け下さい)
2.BHを塗布した後、時間を置く必要はありません。直ぐにBZを塗布して結構です。
3.塗布後、長時間放置したままにしないで下さい。
4.一度に広範囲に塗布すると乾く恐れがありますので、小範囲に分けて施工して下さい。
5.現場の状況により施工方法を決めますが、可能な限り液ダレしない方法で施工して下さい。
半絞りで拭き上げ可能な現場は、なるべくこの方法で施工することをお勧めします。
(足場掛け有り・ゴンドラ・ブランコ・タワ−使用など、高層・中層・低層ビルなどの現場条件を考慮)
6.必ずゴム手袋を着用し、直接皮膚・目・衣類などに付着しないよう注意して下さい。
大理石・みかげ石鏡面・ラスタ−タイルへの施工方法
(他社には真似出来ない特殊ノウハウです)
施工方法
施工上の注意